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15- D- 0534 201 5 年 10 月 2 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社堀場製作所
(証券コード:6856)【据置】
長期発行体格付 A
格付の見通し 安定的
債券格付 A
■ 格付事由
(1) 分析・計測機器の大手メーカー。自動車計測、医用、半導体、科学、環境・プロセスの各システム機器を
手掛け、主力製品には特定市場で高いシェアを有するものが多い。特に、世界シェア 80%を握るエンジ
ン排ガス測定装置に強みを有し、各国の国家認証機関や主要な自動車メーカーに採用されている。また、
15 年 7 月には車両開発エンジニアリング事業などを手掛ける MIRA 社を買収。自動車計測分野での事業
領域拡大を図るとともに、次世代モビリティ開発の最先端分野で事業を拡大させていく方針を掲げている。
(2) 5 事業によるバランス経営が奏功し、各事業分野の収益変動を会社全体で一定程度吸収できる構造に変化
は見られない。足元では半導体分野の収益が高水準で推移しており、15/ 12 期営業利益は2 期連続で過去
最高益の更新が見込まれている。ただ、半導体分野は半導体製造装置メーカーの受注動向に左右される収
益変動の大きな事業である。当面の収益は堅調に推移すると想定しているが、持続的な成長に向けては収
益基盤の一段の強化が求められる。一方、財務構成は良好であり、MIRA 社買収の影響については限定的
と考えている。以上を踏まえて、格付を据え置き、見通しを安定的とした。
(3) 15/ 12 期営業利益は 190 億円(前期比 10. 4%増)と 3 期連続の増益となり、過去最高益の更新が見込まれ
ている。自動車計測分野は国内開発・生産拠点の移転費用や買収関連費用・のれん償却により減益となる
が、半導体分野が収益を引き続きけん引する見通しである。一方、収益基盤の一段の強化に向けては、遅
れている医用分野の収益成長がポイントである。医用分野のハード・サプライの拡販に加え、買収した
MIRA 社を含めた自動車計測分野での事業領域拡大によるシナジーなどにより、収益力を高めていけるか
注目していく。
(4) 15 年 6月末の自己資本比率は 60. 8%と良好な水準にある。15/ 12 期は国内開発・生産拠点の再整備に向
けた設備投資や MIRA社買収(買収価格約 155 億円)などにより、投資額が膨らむ見通しであり、財務構
成の悪化につながる公算が大きい。ただ、当社の手元流動性やキャッシュフロー創出力などを考慮すれば、
財務への影響は限定的と考えている。
(担当)関口 博昭・川越 広志 ■ 格付対象
発行体:株式会社堀場製作所
【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 A 安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 4 回無担保社債(社債間限定同順 位特約付)
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 9 月 30 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎
主任格付アナリスト:関口 博昭
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類
と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 株式会社堀場製作所
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。
■ 本件に関するお問い合わせ先